冠婚葬祭はめでたい場面とそうでない場面があります。めでたい場面であってもそこにはマナーが存在するわけですが、今回お話するのはその逆です。人が亡くなられた時に行う葬儀、悲しみが溢れる式ですが、感情論はさておき、そんな中にもマナーやモラルは存在致します。
まず、問題外の話として泥酔しての参加はあり得ませんということと、おふざけは絶対にしてはならない場所です。不謹慎です。押さえておきたい部分としては、式内で自分が弔う番となった時に、お辞儀はどのように行えばいいか、お香はどのように処理すればいいのかなど細かな動作があります。
来場している中には、遺族同様涙を隠せないほど泣き崩れる方から、涙はないが一人で悲しみを抱える人、あっけらかんとした人など色んな感情の方々が集まっておりますが、マナーは全員共通です。最初から最後まで冗談やおふざけは許されませんから、式が終わってからの食事などでハメを外すのも禁止です。
不謹慎です。中にはこんな日に食事などできるものかという人もいてる中、さもお腹空いてたんだと言ったようなそぶりでさえ不謹慎と捉えられる可能性があります。結局のところ、儀式内での基礎固めは参加する直前でも構いませんのでおさらいしておきましょう。
そして、気配りや思いやりをもって参加することと、遺族や悲しみを抱える人に対しきちんと気を遣えると問題なく式を終えることができます。人間ですから特に言動には気をつけましょう。